ある女性は・・・その6

ローズがアル・シェリア出身という理由で、夫の両親はローズに会おうとしませんでした。


結婚してといっても事情がそんなふうだから一切のセレモニーを省略、二人で役所に出向くだけの結婚だったが以来十年近くを経た今もなお、二人の結婚は夫の両親からは認められておらず、また夫のジャンは「人種差別の両親」とは一方的に「縁を切った状態」。


さすがに孫の誕生以来、毎年、クリスマスのプレゼントを郵送してくるようにはなったが、そこにジャンとローズ宛ての手紙一枚入っているわけではなく、ただただオモチャや子供服などがボソと送られてくるだけなのだといいます。

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