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2011年07月 アーカイブ

豊かな生活を意味する

昭和20年代前半、家庭電化は、豊かな生活そのものを意味ました。


「隣が買うならうちも・・・・・」とばかり、人びとは、ひとつでも多くの家電製品を買い揃えるために、額に汗して働きつづけたのでした。


サーフィンスクール 湘南教室に通ったり、生活を豊かにすることに重点を置くようになったのです。


31年度の『経済白書』が、「もはや"戦後"ではない」と書いたこの時期は、流通革命がすすんだ時期でもありました。


それは、大量販売、廉価販売、セルフサービスの三つの特徴をもったスーパーマーケットの登場によって進行しました。

ある女性は・・・その7

私がこんな個人的な話をいろいろ聞くことになった背景には、私自身の結婚に際してのよく似た事情というのがあったからで、当時そのことでかなり傷ついていた私を励ますつもりか、または「被害者としての怒り」を共有するつもりか、ともかくローズは「彼女のケース」について、かなり率直に、しかもそれを淡々とした調子で話しました。


ただし既に十年という歳月を経ているせいか、彼女の口調にはどこか他人事のような冷めたところがあり、本当のところその問題をどのくらい苦にしているのか、不快に思っているのか、そのあたりのニュアンスは実は私にもよくわからなかったのです。


むしろ日頃は温和な夫のジャンが、自分の親に対してここまで毅然としたほとんど冷酷な態度を見せることの方が、ひどく意外でした。


ともかく、食後のコーヒーを飲みながら、あるいは森を散歩しながら、私とローズはそのことをよく話題にしました。


しかし、結婚に際しての相手の親がらみの問題、という点を除けば、私たち二人の間には特にこれといって共通する点というのはなかったのです。

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